製品認証登録制度の概要

1.製品認証登録制度とは

ファインバブルを利用した製品・サービスについて、性能測定方法がISO規格やFBIA規格等の基準に適合していることや、効果判定の妥当性等を専門的に確認した上で認証/登録し、そられに「製品認証登録マーク」を 表示する制度です。 この制度によってファインバブル技術製品やサービスに信頼性を与えた上で市場に提供しています。 なお、この制度は、FBIA会員、非会員含め、 国内外、誰でも利用できます。

適合基準/規格に関しては、FBIAの業界規格(FBIA規格)が2015年に出来ましたが、その後、ISOでは、2024年までに「マイクロバブルの性能の測定方法」、「シャワーヘッドのファインバブル性能の測定方法」、及び「ノズルのファインバブル性能の測定方法」規格が発行されました。

これを受け、2024年7月1日付で認証制度での適合判定規格をFBIA規格からISO規格に移行し、認証制度を「ISO適合認証制度」に変更しました。(なお、過去のFBIA規格適合認証製品の多くもISO認証製品に移行しています)
※ファインバブルとは、ウルトラファインバブルとマイクロバブルの総称です。

2.FBIA製品認証登録制度での確認内容

FBIA製品認証登録制度では、規格への適合性やデータの妥当性を次の3点について確認しています。
①ファインバブル発生性能(FBの平均気泡径/個数濃度)(測定方法のISO規格等への適合性を認証)

②ファインバブルの効果 (申請者提出データの妥当性を判定)
③製品の品質管理 (申請者提出データ等で判定)

各々の確認内容と注意点は以下の通りです。

①発生性能

認証製品のFB平均気泡径/個数濃度がISOのFB測定法規格で測定した結果となっているかを判定します。
※なお、品目が複数個ある場合は代表される品目での発生性能を認証しています。また、品目内で発生条件が複数個ある場合も代表条件での性能認証となっていますのでご注意下さい。
また、登録の場合は性能ではなくFBの存在確認となります。
(認証は測定結果の具体的数値ではなく、ISO20480-2「ファインバブルのカテゴリ分類」での分類で認証します)

②ファインバブルの効果

認証製品のFB効果に関して、効果判定方法の妥当性及び、判定結果の妥当性(誤差等)の両面を個別に確認しています。
なお、品目が複数個ある場合等効果確認対象は必ずしも代表品目とは限りません。
(効果確認の具体的品目/条件はHPに記載しています)

③製品の品質管理

認証製品のFB発生/効果発生性能の均一性を主眼とした製品品質管理を確認しています。