水質浄化(泡沫分離)
有機物水質浄化(泡沫分離)
FBの効果内容
マイクロバブルにより飼育水中の有機物の効率的な除去(ろ過)が出来ます。
無薬注にて安心安全な水質浄化が可能であり、閉鎖系循環などによる海水の換水量の削減に寄与する。
【引用した論文】
・「多岐にわたる分野へのマイクロバブル応用技術」 慶応義塾大学 理工学部応用化学科 寺坂宏一教授2009年 混相流研2010年オレオサイエンス 第10巻第9号
【論文での解明内容】(作用・原理)
マイクロバブルおよびウルトラファインバブルの表面電位は負に帯電しており、水中で正に帯電した物質(粒子)との
間で電気的引力が働くことがわかる。これにより、水中の懸濁物が凝集しバブルの浮力により浮上することで系外への
分離ができる (物理ろ過)
■ファインバブルを含んだ水(FB水、(空気、酸素利用))を使用することにより、飼育水中の有機物の効率的な除去(ろ過)が可能となる
FB表面がマイナスに帯電することでの吸着性
水中ではFB表面はマイナスに帯電する。(ゼータ電位)マイナスに帯電したFBがプラスに帯電した浮遊物を引き付ける。
【適用条件等の制約事項その他】
①ゼータ電位の変動 ゼータ電位はpH値により電荷が変動することに注意が必要
②ファインバブル濃度 環境条件に適したファインバブル濃度を選定する
③マイクロバブル生成 最適な気泡経と流速などを考慮する
バブルの粒径、個数濃度、水流の強さ、水の温度、対象の物質などの条件により効果は異なります。
実際の製品の効果を確認するには、使用条件において試験が必要です。