排水処理(微生物活性)

排水処理工程における微生物活性効率化

FBの効果内容

酸素UFB利用により微生物等の活性化が促進されます。

その結果、排水中の有機物の分解が促進され、活性汚泥等の発生量が抑制される。

【引用した論文】

・「エアレーションによるDO増加過程に気泡径および水質が及ぼす影響の研究」 筑波大学システム情報工学研究科
京藤 敏達 2007/2 水工学論文集 第51巻

【論文での解明内容】(作用・原理)

・汎用的に利用されるエアレーション(散気管)方式との比較要素として、気泡の微細化による酸素溶解速度の差異を試験及び数式により明確化している。
・DOの増加が微生物を活性化する

■酸素UFB利用により高効率に酸素が供給され、酸素溶解速度の向上から酸素利用効率が高まり、微生物等の活性化が促進される

【適用条件等の制約事項その他】
①水質管理 pH値に配慮する ゼータ電位の変化
②ファインバブル存在下による酸素消費速度の変化を考慮する
③酸素UFB利用場所については、より効果的な場所(流量調整槽)を選択する

バブルの粒径、個数濃度、水流の強さ、水の温度、対象の物質などの条件により効果は異なります。
実際の製品の効果を確認するには、使用条件において試験が必要です。